今年1月に購入し鉢植えで育てている新枝咲きのクレマチス「トリカトリ」がようやく開花しました。
長い時間、雨に降られた後だからか、花びらがみんな下を向いてしまっているが、中輪のきれいな紫色の花です。
枝の成長は13節で止まったようですが、まだ4~5輪のつぼみが見えます。
一番花の開花が終わったら、8月上旬を目途に強剪定を行い、秋の二番花に備えるつもりです。
とにかくうまく育ってくれました。
バラは育てるのが大変だとは聞いていましたが、先日それを実感しました。
「初夏なのに駐車場に落ち葉がたくさん落ちているなあ・・」と思い、ふと近くに鉢植えしているつるバラ「アンクルウォルター」を見ると葉っぱの多くが黒ずんで穴が空いていたり、黄色く変色しているではありませんか。
その黄色く変色した葉っぱが枝からパラパラと落ちたようです。
早速ネットで調べると「黒星病(黒点病)」という病気でした。
中世ヨーロッパで流行した「黒死病(ペスト)」を連想しゾッとしました。
しかし実態はバラを育てる愛好家なら誰もが経験する病害らしいです。
ただし、簡単に駆逐できるものではありません。
治療法、特効薬は確立されておらず、対処法はプロの園芸家によっても微妙に違います。
その中から、今回は次のように対処することにしました。
①黒星病に罹患したと思われる葉っぱは全て摘み取る
②活性剤を撒き、発根と発芽を促す
③黒星病を殺菌するとされる馬糞堆肥を厚めに敷く
④秋になり日中の最高気温が25度程度になったらバラの治療薬を散布する
現在のつるバラの状況です。
枝に付いていた3/4程の葉っぱを摘み取った後の姿です。
枯死することはないと思いますが、この秋の開花は期待しないでおきます。